高校時代の同級生は大学進学をあきらめ自衛隊に入隊しました。

18歳の私は将来アナウンサーを夢見て東京の大学に進学し、宮崎のような田舎とは大違いの現実に愕然としました。

大学時代のサークルやバイト先で様々なつきあいをし、東京ならではのおしゃれなスポットでデートをしてアーバンライフを楽しみました。

東京

東京でアナウンサーになって、高層マンションで暮らし、スマートな都会の男性と結婚するのが夢でした。

 

しかし現実はそんなに甘いものではなく、アナウンサー試験にはすべて落ち、気がついたらどこの会社からにも内定がもらえませんでした。

 

東京で都会の大学生生活を送りながら、高校時代の自衛隊で働く同級生は夏休みや、正月に帰省した時に他の友人たちとしばしば会っていました。

何度かつきあってと言われていましたが、もう、田舎で暮らすのはいやだったのでなんとか都会の素敵な男性と出会い、23歳までには結婚したかった私は、言葉を濁わせていました。

でも、都会でアナウンサーになりたい夢が破れ、都会の男性との別れがあって卒業後宮崎に戻りOLをすることになりました。

 

高校時代の自衛隊に勤める同級生は、その後も同窓会などでもよく顔を合わせ、家が同じ方向だったこともありよく車で送っていました。

そんなとき以前誕生日に送った靴を履いてきてくれて、またもやプロポーズされました。

自衛隊の厳しい訓練の中、一途に支えてくれた愛の大きさに気がつきました。

 

都会の男性に憧れたけど、リアルの結婚は地元の古いつきあいのある、体力と安定の職場で働く自衛隊の同級生でした。

25歳の時に結婚し、現在では2人の子供にも恵まれ幸せです。